Ubuntuがフリーズしたとき
Ubuntu環境がフリーズしてから数分経っても操作できないときの私の対処方法。
マウスだけ動くとき
マウスは動くがアプリが開けない場合、まずは以下のコマンドを実行。
- [Shift] + [PrintScreen]
- [Alt] + [PrintScreen]
スクリーンショットのショートカットキーだが、ブラウザの影響で固まった場合はこれで回復するときもある。
とりあえず試す。
Ubuntuの強制再起動
それでもダメな場合は以下のコマンドで強制再起動を実行
[Alt] + [PrintScreen] を押下しながら以下のキーを入力
[R] + [S] + [E] + [I] + [U] + [B]
上記コマンドでUbuntuが強制再起動されるので解決する。
ちなみに覚え方は、
Raising Skinny Elephants Is Utterly Boringと覚えるそうです。
Ubuntuの強制終了
再起動ではなく、そのまま終了させる場合は以下のコマンドを実行。
[Alt] + [PrintScreen]を押下しながら以下のキーを入力
[R] + [S] + [E] + [I] + [U] + [O]
強制再起動と共生終了のコマンドの違いは最後の[B], [O]の違い。
電源ボタンを長押しして強制終了もできるが、ファイルが壊れる可能性があるみたいなので、
できるだけ上記のコマンドで操作する。
フリーズが頻繁に起きる場合:原因を確認する
一度だけならたまたまですが、繰り返しフリーズする場合は原因を特定した方が根本解決できます。よくある原因は以下の4つです。
① メモリ不足
ブラウザのタブを大量に開いたり重い処理を並行して実行するとメモリが枯渇してフリーズします。以下のコマンドでメモリ使用量を確認できます。
free -h
② GPUドライバの問題
NVIDIAのGPUを搭載したPCでUbuntuを使う場合、ドライバの相性でフリーズが起きやすいです。特にUbuntuをインストールし直した直後や、アップデート後に発生しやすい傾向があります。
③ カーネルのバグ
特定のカーネルバージョンに既知のバグがあるケースがあります。以下のコマンドでバージョンを確認し、同じ症状を報告している情報がないか検索してみてください。
uname -r
④ 熱暴走
CPUやGPUの温度が上がりすぎると保護機能でフリーズします。lm-sensorsをインストールすると温度を確認できます。
sudo apt install lm-sensors
sensors
フリーズを事前に防ぐ3つの対策
対処より予防の方が効果的です。私が実践している方法を紹介します。
① 定期的にアップデートを実行する
カーネルやドライバのバグが修正されていることが多いため、定期的に実行しておくと安定します。
sudo apt update && sudo apt upgrade
② htopでメモリ使用量を監視する
どのプロセスがメモリを消費しているか一目でわかります。重い処理の前に確認する習慣をつけると予防になります。
sudo apt install htop
htop
③ ログを確認して原因を特定する
フリーズした後に以下のログファイルを確認すると、原因のヒントが見つかることがあります。
cat /var/log/syslog | grep -i error
よくある質問
Q:ショートカットキーを押しても反応しない
A:キーボードが完全にフリーズしている可能性があります。数分待ってから再度試してください。それでも反応しない場合は電源ボタンの長押しが最終手段です。
Q:フリーズするたびに強制終了しているがファイルは壊れないか
A:電源ボタンの長押しは書き込み中のファイルが破損するリスクがあります。できるだけAlt+PrintScreen+REISUBの強制再起動を使ってください。
Q:Ubuntu 22.04と24.04で対処法は違う?
A:上記のショートカットキーはどちらのバージョンでも共通です。GPUドライバ関連の問題はバージョンによって異なるため、バージョン名を含めてUbuntuの公式フォーラムで検索することをお勧めします。
関連記事
Ubuntuと同じLinux環境であるRaspberry Piの活用記事もあわせてどうぞ。

